ちわぐるず



あの日ビーグルを捨てた人へ 第四話

 捨て犬の話     2
捨て犬の話ライン1200x60

見捨てるようなことは出来ませんでした 何とかしてやる、と

何でもおもちゃにして遊ぶようになった
こんな狭い家でも楽しそうにしてくれている
犬を拾ったのではなく命を預かったのだ
この責任は重い


捨て犬の話フッター


日本の法律に憤慨と失望


あの日ビーグルを捨てた人へ 第三話  から

半ば騙されたような形でそのビーグルを連れて帰るハメになった。
例えは悪いが、それはまるで口のたつ悪徳商法にでも引っかかったようだった。
チワワの2頭と、そこにビーグルが加わった3頭。比べるまでもなく明らかに違うじゃないか。現にその後の生活は良くも悪くも大きく変わった。
あろうことか警察官にまんまと騙されてしまったのだった。
さらにそのビーグルは「拾得物」である。6ヶ月以内に「持ち主」が現れたら「返還」しなくてはならない。
そんな不条理ともいえる条件も突きつけてきた。
交番を後にするとき、警部補はそれまでの高圧的ともとれる態度を柔し、一礼をしてきた。
「幸せにしてやってくれ」
そう頼まれたようだった。
この国の法律とは、一体なんのためにあるのか…。やるせないという気持ちを初めて実感した夜だった。
家に帰ると、顛末を心配していたかのように百詩と育美が出迎えてくれた。
百詩はビーグルの腹を一生懸命に舐めては様子を伺った。
育美は当時出産経験もないにも拘わらず、ビーグルに求められるがままに真っさらな乳首を差し出した。
先住犬たちと円満に過ごせるかが一番の懸念だったが、それは杞憂に終わった。
この頃、はるパパは日に40本を吸うほどのヘビースモーカーだった。ビーグルがライターを見るたびに尻尾を巻いて逃げることから、その腹部の火傷の原因は容易すぎるほどに想像できた。ライターとおやつを関連付けてみたり、いろいろやってみたものの、一度傷ついた心を癒すのには時間が必要だった。
ライターを怖がりつつおやつを啄ばむ。
こんなことが愚の骨頂だとこのときは気付かなかった。やればやるほどビーグルの心を折ってしまっていたのではないか…。
右利きの人間が顔面を殴れば左側に傷が残る。右利きの人間が顔面を蹴っても同じだろう。 考えたくないことではあるが。
ビーグルの特徴として「尾の先が白い」というのは有名だろう。だがこのビーグルは「尾の先は白く、さらにその先は焦げて縮れている」であった。
禁煙を強く意識しだしたのはこの頃からだった。




最後までお付き合いくださりありがとうございました


web拍手 by FC2

  • 現在、ブログランキング関係の応援はご遠慮させていただいております。(2021/08/08)
  • ブログ内検索とカテゴリメニューを最上部のメニュー内に移動しました。(2020/10/01)
  • コメント欄に画像が表示できるようになりました。詳細はコメント入力フォームのご案内をご覧ください。(2020/07/05)
Twitterではときどき言いたいことをつぶやいています。“フォロー” “いいね!”をどうぞ!
Instagramではいい写真が撮れたときなどに投稿しています。こちらのフォローもどうぞ!
Facebookでは現在リンクをしておりません。
ごあんないちわぐるずメンバー紹介もご覧ください。 お問い合わせ・ご意見などはメールフォームからお気軽にどうぞ。

ヲタクハトックニチワグリアン
BLOG'N DOGS 次回の活躍をお楽しみに!
お相手はあなたのはるパパでした

comment(s) 2

There are no comments yet.
一番初めのコメントを残しませんか?

三日月@久遠

№5207

No title

晴君て凄いわ~
はるぱぱちゃんの命の恩人でもあるのね~
だって、タバコ止めさせたんだものね~(≧▽≦)

  • 2016/12/11 (Sun) 01:33

はるパパ@ちわぐるず

№5208

三日月@久遠さん №5207

こんばん▼o・ェ・o▼ワン!v-286

そうやねん、ホンマに。
健康面でも金銭面でも恩人(犬)ですわ。
止めてからの3年分のタバコ代で50万円貯めたからな。

久遠ママちゃん、ありがと~~~~ね (❛ ◡ ❛)♡

  • 2016/12/11 (Sun) 01:36

comment form



コメントを投稿される方へのご案内

  • コメントを投稿された際にはプライバシーポリシーをご了承いただいたものと判断をします。このブログのご案内でご確認ください。
  • 記事本文を参照としないコメントやご自身の近況報告、コピーペーストのコメントは削除する場合があります。
  • ちわぐるずではコメント承認制を採らせていただいております。いただいたコメントは承認後に公開されます。不適切と判断したコメントは削除します。
  • 投稿後はパスワードを設定されていれば編集できますが、削除はできません。
  • 非公開コメントは一度投稿されると編集,削除,確認はできません。
  • コメント欄に画像を表示できるようになりました。画像URLをそのまま本文欄にお書きください。原寸での表示となりますのでサイズにご注意ください。
  • コメント欄用の文字修飾ツールは設置しておりません。HTML5準拠によりコメント欄でのHTML利用(文字色変更,下線,打線,太字など)はお控えください。はるパパからのお返事は赤い文字を使用しますが、これはCSSで色を指定しています。