ちわぐるず



心に咲く花

 虹の橋便り     16
日常が非日常に 非日常が日常に

見慣れた光景
これが今の日常
当たり前すぎて特に何も感じない
なくなるまでは気が付かないのかもしれない



いつもの公園の光景日常
おやつに群がる光景も日常
食いしん坊に囲まれるのも日常
よその子にも喜んでもらえるのもまた日常



いつものグランドの光景も日常
喧嘩するでもなくじゃれ合うでもない日常
おしゃべりに夢中の飼い主をぼんやり待つのも日常
散歩は人間にとっても楽しいと思えるのもまた日常



笑顔が溢れた日常
全身で喜びを表現した日常
はなちゃんがいた日常は
はなちゃんのいない日常に変わった





犬飼い人生も十数年を数えると吉訃織り交ぜた報せが届くようになる。悪性リンパ腫と聞けば予後は芳しくないだろうと安易に想像できるが、散歩友達のはなちゃんがその病に侵されていると聞けば話は変わってくる。何とかしてよくなって欲しいと思うし、奇跡が起きてすっかりよくなることを願わずにはおれない。飼い主としてこのような宣告を受けたら一体どのように感じ、何を想うだろうか。愛犬の闘病の記録はブログにも数多い。信心深くすがった神仏を罵倒することで、救えなかった怒りや悲しみを露にするような人もいる。気持ちは十分すぎるほどに解るが、これは滑稽だった。そんなことをしたところで何も起こりなどしない。はなちゃんにはQOLを優先にした治療を選択されたという。多くを語らずともこの選択が意味することは非常に重い。気丈に振舞えば振舞うほど辛くはならないだろうか。何とかはなちゃんの生命力を信じたい。13歳、まだ早すぎる。
奇跡といえば、はるパパの実家にいたシェルティのアルプスも一度は死の淵に立ち、何とかかんとか還ってきたことがある。8歳という若さで胃がんが見つかり、末期とも言われたが手術は成功し、19歳で鬼籍に入るまで奇跡的に長寿すぎる犬生を全うした。はなちゃんもシェルティの血が流れているという。アルプスのようにケロっと治ってしまうほど底知れぬ生命力の持ち主かもしれない。そんなアルプスや百詩たちにはなちゃんがやって来たら追い返してくれるように頼んでみた。
と、あとがきの下書きをここまで書いている間に、はなちゃんが遠くに行ってしまったとの報せを受け取った。苦しむ期間が短かったために安らかで可愛いままのはなちゃんだったと聞き、いささか安堵した。いつもの散歩道から笑いが一つ減ってしまったようだが、空を見上げると真っ白で優しい性格のはなちゃんが元気に走っているのが見えるような気がする。はなちゃんと出会えてよかったな、と思う。ゆっくりと休んでほしい。延命よりも安らぎある最期の時を選ばれたはなママの苦渋の決断には真の愛情が溢れていた。


素敵なクリスマスをお過ごしください



先日より告知をさせていただいておりますが、新規にちわぐるず特製の年賀状をご希望の方はメールフォームでお名前とご住所、メールアドレスをお知らせください。確認でき次第、はるパパからも同様のメールをお送りします。喪中の方などには年賀はがきと祝詞を用いない仕様で対応します。尚、この企画ははるパパにも年賀状を出していただける方に限らせていただきます。


web拍手 by FC2

  • 現在、ブログランキング関係の応援はご遠慮させていただいております。(2021/08/08)
  • ブログ内検索とカテゴリメニューを最上部のメニュー内に移動しました。(2020/10/01)
  • コメント欄に画像が表示できるようになりました。詳細はコメント入力フォームのご案内をご覧ください。(2020/07/05)
Twitterではときどき言いたいことをつぶやいています。“フォロー” “いいね!”をどうぞ!
Instagramではいい写真が撮れたときなどに投稿しています。こちらのフォローもどうぞ!
Facebookでは現在リンクをしておりません。
ごあんないちわぐるずメンバー紹介もご覧ください。 お問い合わせ・ご意見などはメールフォームからお気軽にどうぞ。

ヲタクハトックニチワグリアン
BLOG'N DOGS 次回の活躍をお楽しみに!
お相手はあなたのはるパパでした

comment(s) 16

There are no comments yet.
一番初めのコメントを残しませんか?

ロックママ

№1847

No title

はなちゃん・・・
ぴんと凛々しいお耳とは対照的に
細められた目がとっても優しそうな子ですね。
いろんなお洋服着せてもらって
たくさんのお散歩友達と日々を過ごして
きっとたくさん可愛がられたんでしょうね。
これからは、
あったかい所で、元気な体で、他の先輩わんこ達と仲良く遊びながら
飼い主さん達を見守っててくれますように。
心からそう思います。

  • 2014/12/19 (Fri) 22:45

みよぴ~

№1848

No title

はるパパさん、こんばんは
はなちゃんのご冥福をお祈りしてます

  • 2014/12/20 (Sat) 00:00

三日月@久遠

№1849

No title

鼻先がシュッとしてて綺麗で
笑顔の優しいはなちゃんだったよね^^
私にも見えましたよ、笑顔で天に召される姿・・・
はなちゃんのご冥福お祈りいたします

  • 2014/12/20 (Sat) 02:12

nonnon

№1850

No title

おはようございます。
悲しいしらせですね。
延命するしないは、飼い主の選択ですね。とってもつらいですね。
訃報を聞くたびに、恐怖が襲ってきます。今は何も病気といった病気を発症してませんが。
もしも、大変な病気、生死にかかわる病気にかかったら、私はどう対処できるのかと・・・。
オリオンとの楽しい毎日の中にも、いつもこんな恐怖が襲ってきます。
はなちゃん、一生懸命生きたんだって。。。いい飼い主さんにみとられて幸せだったんだ。
はなちゃんの ご冥福 祈りさせていただきます。

  • 2014/12/20 (Sat) 09:45

おじゃるさん

№1851

みんなで団子~むちゃくちゃ かわいいです
いつもの何でもない光景が一番の幸せなんですよね
はなちゃんは心中に いつまでも笑顔を咲かせてくれてますね

  • 2014/12/20 (Sat) 21:52

いちこ

№1852

No title

はなちゃん、いい笑顔ですね。
お悔み申し上げますv_v

  • 2014/12/20 (Sat) 23:06

イベリコ

№1853

No title

昨夜、いい感じに飲んで帰宅してから寛ぎのブログリーディングを楽しんでて悲報を…
真っ白フワフワのはなちゃん、そっかぁあっちのみんなの元に渡っていったんですね
はなちゃんは神様のお膝元ワンコの国に旅だったから大丈夫だけど
はなママがこれからはツライですね。。。
私も最後は決断した派なので心の葛藤を思うとなんとも言えないですけど
貴女が愛して慈しんできたことは、はなちゃんが一番知っているから大丈夫
『ママ、ありがとう』っていう気持ちで旅立っていったと信じて頑張りましょう。。。
ワンコが凄いなって思わされるのは、旅だった後に飼い主に残してくれる試練ですね
受け止め消化し笑顔になれるまで、その後もずっとずっと何かを教えてくれてて
飼い主の中に生き続け、命の大切さや愛おしさをさらに理解できるよう
なにか大事なモノを育てていってくれてる気がします(?????)
人間と犬とでは時計の進み方が違うのに、人間の側に寄り添ってくれて付き合ってくれて
旅立ってもなお心に寄り添い続けてくれる生涯の相棒達・・・ありがとうって
生きてきて人間と時間を分けあってくれてありがとうって、心から思います。。。
最後になりましたが、はなちゃんのご冥福をお祈りし、はなママの心が穏やかであるよう祈ります。。。

  • 2014/12/21 (Sun) 18:24

こむぎママ

№1854

No title

。。。。はぁ~
ハナちゃん!可愛い子ですね。。。
13歳ですか。。。
当たり前の風景が当たり前でなくなる。。。
看病の時から始まりますね!
わんわんがうるさく感じる時、お散歩が面倒に思った時とか。。。わがままで困らされた時とか。。。
でも、看病が始まって毎日が一喜一憂しながらの日々が続き。。。そして悲しいお別れ
そんな経験をしていると、来年もみんなでお散歩へ行こうねと心から願うようになるんですよね!
はなちゃんのパパ・ママさんもお辛い日々が続いている事でしょうね。。。
はなちゃんのご冥福を心からお祈りいたします!
はるパパさんの奇跡の子。。。アルプスちゃんの生命力に脱帽です

  • 2014/12/22 (Mon) 10:22

はるパパ@ちわぐるず

№1855

ロックママ

こんばんはv-286
リコメ遅れてゴメンね。
ホンマに温和で優しい子でしたよ。
ちわぐるずが吠えようが何しようが、おっとりとしていました。
13年と少し。たくさん可愛がられて大切に思われていたようです。
散歩友達もたくさんいて、みんなと仲良くしていたんですよ。
遠くに行ってしまったような気がしますが、みんなの心の中に行き続けていくんですから、すぐそばにいてくれているような気もします。
ロックママ、いつもありがとう。

  • 2014/12/22 (Mon) 20:56

はるパパ@ちわぐるず

№1856

みよぴ~さん

こんばんはv-286
リコメ遅れてゴメンね。
はなママさんにお伝えしますね。
お気持ち嬉しいです。
みよぴ~さん、いつもありがとう。

  • 2014/12/22 (Mon) 20:57

はるパパ@ちわぐるず

№1857

三日月@久遠さん

こんばんはv-286
リコメ遅れてゴメンね。
べっぴんさんやろ?
性格も温和でね。でも食いしん坊ちゃんで、そのギャップが可愛かったんですけどね。
いつも笑顔だったような記憶しかありません。
お気持ち、はなママさんにもお伝えします。
久遠ママちゃん、いつもありがとう。

  • 2014/12/22 (Mon) 20:59

はるパパ@ちわぐるず

№1858

nonnonさん

こんばんはv-286
リコメ遅れてゴメンね。
つい先日お会いしたところだったのにね。
急に具合が悪くなっちゃったみたいです。
長短よりも深浅だと思います。
いつか来るその日に後悔のないようにしていれば悲しみの種類も違ってくるんじゃないでしょうか。
恐怖に苛まれながら暮らすよりもその時までどう暮らすか、が重要じゃないでしょうか。どんな最期でもやがては楽しい思い出に変えれるように。
最期は安らかだったとお友達から聞きました。
はるパパにとってもいい飼い主さんでしたから、本当にお気の毒です。
お気持ち、はなママさんにもお伝えしますね。
nonnonさん、いつもありがとう。

  • 2014/12/22 (Mon) 21:09

はるパパ@ちわぐるず

№1859

おじゃるさん

こんばんはv-286
リコメ遅れてゴメンね。
なくなってから気付くことって本当に多いですよね。一緒にいるうちは気付かないこと。
今、こうして何事もなく過ごせていることに感謝ですね。
心に花を咲かせてくれるためにつけられたような名前ですね。
おじゃるさん、いつもありがとう。

  • 2014/12/22 (Mon) 21:10

はるパパ@ちわぐるず

№1860

いちこさん

こんばんはv-286
リコメ遅れてゴメンね。
写真写りがいいとかじゃなくて、いつもこんな笑顔なんですよ。
本当に可愛かったです。
お気持ちをはなママさんにもお伝えしますね。
いちこさん、いつもありがとう。

  • 2014/12/22 (Mon) 21:28

はるパパ@ちわぐるず

№1861

イベリコさん

こんばんはv-286
ほろ酔い気分で読むとまた違った観点になるのかな。
悲しみも増幅されるような気がするけど。
はなちゃん、あっという間にいなくなってしまいました。
言い方は悪いけど、あっという間でよかったのかもしれません。
イベリコさんのように長患いを共に暮らしたことがあると、どう感じられるのか解りませんが。
うちの百詩も急死だったから、全然実感もなくて、火葬してしばらくは茫然自失のような日々でした。
はなちゃんとはなママの間にははなちゃんとはなママにしか解らないもので結ばれていたんですからね。書いていて泣けてくるけど、『ママ、ありがとう』って、言葉では言えなくても全身全霊で伝えてきたんだと思います。
遺したものを“試練”と表現しますか。
あの日出会った犬との暮らしがこんなにも人生を彩り豊かにしてくれるなんて思いもよらなかったから、いなくなったことは本当に辛いけど、考えようによっては身体がなくなっただけで、心はずっとそばにいるんだと思うし、悲しんでばかりもいられないな。そう思えるまでが“試練”かな?
ペットロスを克服… ふざけた言葉だと思う。
悲しみを無理に克服したり忘れようとする必要が一体どこにあるんだろう、ってずっと思う。亡くなった飼い犬との関係が、これからは思い出の中で育つようになるまでにかかる時間は千差万別だし、飼い犬との関係が新たなものに変わるプロセスを他人が指南するなんて全くのナンセンスと思う。その後に亡くなった愛犬との新しい関係が生まれるんだと思う。
はなママの心中を察すると本当に今は辛いと思うけど、きっとその死を認めてあげられると思う。それこそが最期にして最大の愛情じゃないかな。
「私にはあなたしかいない…」“犬の十戒”の一フレーズを思い出した。
はなママの愛情にはなちゃんも寄り添って歩んだ13年間だったんじゃないかな、と思う。
>旅立ってもなお心に寄り添い…
はるパパも今でも15匹と一緒だと思うから、その通りだね。
お水の交換忘れたり、骨壷が埃かぶってたりするときもあるけど、ま、その辺はね。
イベリコさんのお気持ち、はなママにもお伝えしておきます。
イベリコさん、いつもありがとう。

  • 2014/12/22 (Mon) 21:29

はるパパ@ちわぐるず

№1862

こむぎママ

こんばんはv-286
はなちゃん、とても可愛くて賢くい子でしたよ。
どこへ出しても恥ずかしくないような、そんな子だったと思います。
13歳、微妙な年齢ではありますが、まだまだ犬生を楽しんでほしかったです。
はるパパは闘病や看病の経験がありませんから、愛犬をなくした悲しみは共有できると思うのですが、死に逝く期間の飼い主の感情というのが解りません。
希望と覚悟の葛藤でしょうか。
こむぎママのおっしゃる“一喜一憂”と言う言葉の重みがずしりとのしかかります。
人間ですからね。そりゃ、感情的になったりするときもあるでしょうが、亡くなってしまうとそれすらも愛おしく感じます。
怒りたくても、褒めてあげたくてももういないんですからね。
あんまり信心深い人間ではありませんが、時として神社仏閣に立ち寄ると昔のように煩悩をあらわにするようなお参りをしなくなりました。日々、みんなが元気でいられることこそ最高の幸せですもんね。宝くじが当たったってこれには叶いません。
はなママさんのお気持ちは本当に察するに余ります。
お気持ちをちゃんとお伝えしますね。
アルプスの生命力は本当に奇跡でしたよ。晩年もしっかりしていましたしね。
こむぎママ、いつもありがとう。

  • 2014/12/23 (Tue) 20:56

comment form



コメントを投稿される方へのご案内

  • コメントを投稿された際にはプライバシーポリシーをご了承いただいたものと判断をします。このブログのご案内でご確認ください。
  • 記事本文を参照としないコメントやご自身の近況報告、コピーペーストのコメントは削除する場合があります。
  • ちわぐるずではコメント承認制を採らせていただいております。いただいたコメントは承認後に公開されます。不適切と判断したコメントは削除します。
  • 投稿後はパスワードを設定されていれば編集できますが、削除はできません。
  • 非公開コメントは一度投稿されると編集,削除,確認はできません。
  • コメント欄に画像を表示できるようになりました。画像URLをそのまま本文欄にお書きください。原寸での表示となりますのでサイズにご注意ください。
  • コメント欄用の文字修飾ツールは設置しておりません。HTML5準拠によりコメント欄でのHTML利用(文字色変更,下線,打線,太字など)はお控えください。はるパパからのお返事は赤い文字を使用しますが、これはCSSで色を指定しています。