ちわぐるず



短冊に祈ること

 虹の橋便り     12
五年が経ち六年目に入った 年に一回は会えるというが

五年半前はこんなにも元気だった
この後半年余りでこの世を去るとは思っていなかった
いつかはそんな日が来るとは思ってはいたが
そんなにも早いこともあるんだと今なら解る



ブロともさんからいただいた手作りのフレーム
真ん中にいるのが今は亡き百詩(ももじ)
もちろん今も楽しいけどこの時も楽しかったな
懐かしいな 会いたいな



全員集合の写真はこれが最後になった
今思うともっとたくさん撮っておけばよかったと思う
いくらたくさん撮っていても同じように思うんだろうな
後悔とも心残りとも違うその想いは消えることはない



ただ心の中に引っ越しただけなのに
やっぱり今でも寂しいな
毎年この日が来るとそんなことを想う
百詩が遺してくれたものは大きい





先週末、7月3日は11歳と8ヶ月で旅立った百詩の5回目の命日だった。
月日は瞬く間に過ぎ、気が付けば6年目に入っていた。来年は七回忌だ。古い写真や画像を見るたびに「この何年後には死ぬんだな」とか、「今から何年前はこんなにも元気だった」などと思う。
死後硬直が進み、真夏なのに氷のように冷たかった屍が火葬直後には骨壷の中で生前よりも温かくなっていたことを思い出した。
5年も経つと、そんな骨壷にもすっかり声をかけることもなくなったが、それでも食事時には六角形の包みをちょっと叩き、「ゴハンやで」と呼びかける。そこに埃がたまっていても「掃除機が嫌いやったからな」などと言い訳をして、手で払うぐらいのときもある。よほどひどかったら掃除機の一つもかけるが、そんな感じで百詩との関係は今も続いているし、これからもそんな風なんだと思う。
もう話すことも、散歩に行くこともできなくなったが、そういう関係はなかなかなもんだと思っている。
犬と暮らすということは、その犬が死んだら終わりなんかではないな、と思う。
自分の中に百詩の居場所を作り、その絶対に満タンにはならないものを相手に話しかける。死んだはずの百詩をその中に探している。
ある日、一本の毛を見つけたってそれは愛犬がいた証。見つけたことを喜べるようになればいいんじゃないだろうか。毎日、日々、何かあるんじゃないだろうかとワクワクする時を送りたいと思う。
これもペット・ロスなのかとも思うが、思うものは仕方がないしそれでいい。絶対にやろうと思っても出来ないことはやらなくていい。時として前向き思考は邪悪にもなる。乗り越えられないものは乗り越えなくてもいい。その必要などないのだから。
悲しみや悲しみ方にもいろいろあるだろうが、はるパパは6年目の悲しみというところ入ったんだと思う。それは決して悲しみが薄れるとか和らぐとかそんなものではなく、悲しみ方にも深まり方があるのだなと、そう思う。悲しみと共に、百詩と生きたという証を背負って生きて行くんだ、と。そう深まっていくんだ、と。
来月のお盆には4匹が帰ってくると思うと何だかワクワクしてしまう。
どれほどの写真や画像が残っていようともやっぱりもっと撮っておけばよかったと思うし、あれもこれもしてやりたかったと思う。これはどれだけし尽くしたって湧き上がってくるものだと思うから、後悔や心残りとは違う。もっとしてやりたかったと思うこと自体が、十分にしてあげたという証拠ではないだろうか。
はるパパは楽しく過ごせた記憶をたくさん残そうと考えて常に接してきたつもりだが、百詩ははるパパや仲間達と暮らした記憶、愛し愛された記憶をしっかりと携えて旅立てたんじゃないかと今なら思える。
11歳と8ヶ月という、平均的な寿命からすれば短い生涯だったが、動物学や獣医学の統計学上の寿命なんて何の意味も持たないような気もする。百詩は十分に可愛がられて生き抜いたのだから。長さではなく深さが大切なのだと心底思う。
若いビーグルを亡くし、まもなく四十九日、そして初盆を迎えられる三日月さんも、してあげられることは全てされただろう。これ以上できることなど何もないというほどに。
お盆は久遠ちゃんも元気に帰ってきてくれるだろうから、楽しみにしてほしい。
久しぶりに賑やかな時間を過ごせるといいな。
死んでしまった愛犬との別れの後、そこからの日々こそが愛犬との本当の暮らしの始まりかも知れない。永遠に終わることなどない生活が。
命日とは第二の誕生日なのかも知れない。
曇天の大阪の夜空を見上げてみる。天の川など晴れていても見えやしないが、元気に走るたくさんの犬たちは見えたような気がした。

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お相手はあなたのはるパパでした

comment(s) 12

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三日月@久遠

№2443

No title

>思うものは仕方がないしそれでいい・・・

うんうん、私もそれでいいんだと思う。

昨日は願いこめたよ~
夢でも良いから、もう一度久遠に合せて欲しいって^^

  • 2015/07/08 (Wed) 01:03

おじゃるさん

№2444

もう六年になるんですね
いっぱい愛して いっぱい遊んでも
まだまだ足りなかった気がしてしまいそうです
その日その日を大切にしなくちゃですね

  • 2015/07/08 (Wed) 06:28

nonnon

№2445

No title

おはようございます。

ゲスブにお知らせ、ありがとうございます・・・。

百時君が逝ってもう6年目に入りましたか・・・。

複雑です。

今私の愛犬は生存してます。まだ5歳。でも遅かれ早かれ、別れの時がくるんだと思います。

頭の中でわかっていても、時々、急死とか。。。恐怖心にかられます。

それは、私の周りで早くに虹の橋を渡った子が多いからでしょうか・・・。

毎日を残された日々として過ごすのも 重いです。

ただただ、今は、楽しく、幸せ気分の日を送れるように努力するしかないですね。

これからも、楽しい記事まってますね。

  • 2015/07/08 (Wed) 08:40

いちこ

№2446

No title

はるパパは、どんなものとの関わりも
そしてその別れさえも熟成させられる事を知っていますね。
そういう人に育てられたケムクジャラは幸せです(^^)

  • 2015/07/08 (Wed) 19:19

金たろ母ちゃん

№2447

No title

金太郎もなくなってから後三カ月ちょっとで五年になります。
思い出さない日はないのですが、亡くなった時ほどの喪失感は薄れています。
毎朝、炊き立てのご飯を供えるのも今では金太郎を知らない小さな孫たちの仕事になっています。
そんなことを通じてどんなに時が経っても我が家には母ちゃんの心を支えてくれた金太郎がいたという事実を伝えていけたら、と思っています。勿論杏も、それからコモモ、空、ブッチーも。

母ちゃんも今よりも10歳以上若かったから、空よりも金太郎とのほうがいろんなところに出かけていたような気がします。そして金太郎がどうしたら喜ぶか?ばかり考えていたような・・・
あちこち痛みが出るようになったのを理由に空には金太郎ほど構ってやれないのが残念ですが、できる範囲で空との時間を楽しく過ごしていきたいと思っています。

※保護犬ブッチーですが、一年経って少しづつ母ちゃんにも甘えてくるようになりました。
空のおもちゃんで遊んだり、シャンプーの時には母ちゃんの膝に頭をのせたり・・空のすることをまねてるんでしょうが、徐々に心を開いていってくれたらうれしいです。

何か支離滅裂な文章でごめんなさいね。

  • 2015/07/09 (Thu) 21:44

イベリコ

№2448

No title

久しぶりに☆一覧から飛んできました♪
そっかぁー、百詩君のアニバーサリーだったのですね。。。
ワンと暮らした幸せを思うと旅立った後の悲しみは大きくて当然だし
なんかこればっかりは消えないから丸ごと受け入れてしまう事で折り合いをつけてる
そんな感じの私とビッキーの現在の関係です(笑)
あっちはそんな事みじんも思わないで楽しくやってるだろうし
そうでいてくれた方が私も嬉しいのでそれで構わない(爆)

悲しさって言うより私の場合は喪失感の大きさをどうしたらいいものか?
それが1匹飼いのなんとも難しい問題だと思ったり
いやいや、ワンはみんな別個の個性だから、多頭飼いで他のワンコが側に居ても
やっぱり旅立ったワンコの喪失感は一緒なんだと思ったり。。。

私のヒッチャカメッチャカな人生に勝手に付き合わされて大変だったろうから
旅立った後はどうか私の心配はせずにノンビリやってほしいと願ったりもする(笑)
そう思いつつ、たまに遺灰の詰まったヌイグルミを触って
「1年に数回でいいから夢には出て来てよね」などと注文をつけたりもする(爆)

結局、ビッキーは今でも私の大事な相棒ワンコであって
1匹と1人の時間は形こそ違えぞずっと続いてるんだなって感じます

はるパパの記事後記を読んでいてそんな事を思いました。。。
つい最近、またブロ友さんの柴っ子が旅立ってしまってね
15歳だったけど病気で連れて行かれちゃいました
いまは時間が癒してくれるのをジッと待ってらっしゃる感じです・・・

旅立った他のチワワちゃんの話を読んでても感じるけれど
百詩君ははるパパにとって少し特等席のワンコなのかな?なんてね(^o^)/
親友みたいな弟みたいなポジションかな?
晴真クンも更に別枠って感じだけど!(爆)

また遊びにきますね!ちゃお~

  • 2015/07/17 (Fri) 21:44

はるパパ@ちわぐるず

№2449

三日月@久遠さん №2443

こんばん▼o・ェ・o▼ワン!v-286

リコメ遅れてゴメンやでぇ ( ノω-、)

そうやねん、どないもならん。

そう思えるかどうかでずいぶんと変わってくるわな。

5年もなるのに、百詩は一回も出て来ん。
あっちの暮らしがよっぽど楽しいんやろな。
それはそれで悲しいような寂しいような気もするけど、安心といえばそうやな。

久遠ママちゃん、何時もサンキュ o(^-^ )o

  • 2015/09/09 (Wed) 00:08

はるパパ@ちわぐるず

№2450

おじゃるさん №2444

こんばん▼o・ェ・o▼ワン!v-286

リコメ遅れてゴメンねぇ (;´・Д・)

そうなんですよ、早いもんです。
おじゃるさんは旧館の開館当時からお付き合いいただいているから、百詩の記事もたくさん見てくださっていますもんね。
どれだけしてあげてもまだまだ足りません。
その日その日を大切に…
ホンマにその通りだと思います。

おじゃるさん、いつもありがとう (o゚ェ^o)

  • 2015/09/09 (Wed) 00:08

はるパパ@ちわぐるず

№2451

nonnonさん №2445

こんばん▼o・ェ・o▼ワン!v-286

リコメ遅れてすんません (*´・┏x┓・`)

更新情報を何とか楽にお知らせできないかと思って試行錯誤中です。

あっという間の5年でした。

確かに複雑ですね。
でも、犬との出会いは一緒に暮らし、愛し、愛された記憶が残るためにあるんだと思います。
だから、お気持ちは十分に解りますが、別れの悲しみだけを遺しに来たんじゃないと思っています。
百詩との別れは確かに辛かったですが、楽しかった思い出をたくさん作ったから良かったと思っています。

何気ない行動や言葉、何気ない日常をごく自然に受け入れていたらそれ以上のことは何も要らないような気がします。

おさぼり気味ですが、楽しみにしてくださる方がいてる限り頑張りますね。

nonnonさん、いつもありがとう \(^∇^ )ノ

  • 2015/09/09 (Wed) 00:08

はるパパ@ちわぐるず

№2452

いちこさん №2446

こんばん▼o・ェ・o▼ワン!v-286

リコメ遅れてゴメンなさい (。>ω<。)

いちこさんはいつもそんな風に言ってくれますね。
ただただ、ダラダラと過ごしているだけのような気もしますが…。
そんな暮らしがはるパパは好きなんですけどね。

いちこさん、いつもありがとう U^ェ^U

  • 2015/09/09 (Wed) 00:09

はるパパ@ちわぐるず

№2453

金たろ母ちゃん №2447

こんばん▼o・ェ・o▼ワン!v-286

リコメ遅れてゴメンねぇ (〃´3'〃)

金ちゃんの訃報もはるパパにはかなりのショックでした。
ブログでの笑顔は本当にはるパパも笑顔にしてくれましたからね。
闘病中だった頃、散歩のついで近所の神社にお参りしたことを思い出しました。
百詩とはあの世での暮らしの同級生ですね。
孫ちゃんたちはどんな風にごはんをお供えしてくれているんでしょうね。
時代や世代が経ち、流れても母ちゃんの傍にわんこがいたことは変わらないし、忘れられることもないでしょうね。

今となっては11匹の大所帯ですが、初めはもちろん1匹から始まったわけで、当時はどこへでも電車で遊びに行けましたし、百詩には本当にいろんなことをさせました。それが数が増えるにつけだんだんと遠のいてしまいました。
それでも家族みんなで遊んでくれているし、遠出は出来なくても散歩でも楽しんでくれているみたいなんで余り気にもしていませんが。

ブッチーにしたら急に飼い主が変わり、環境も違って戸惑った日々を過ごしたと思いますが、気を許してくれるようになってきているみたいではるパパも嬉しいです。
母ちゃんの愛情が伝わってきているんでしょうね。

はるパパの文章こそ支離滅裂ですよ。

母ちゃん、いつもありがとう ∪・ω・∪

  • 2015/09/09 (Wed) 00:09

はるパパ@ちわぐるず

№2454

イベリコさん №2448

こんばん▼o・ェ・o▼ワン!v-286

リコメ遅れてもうてスンマソン ノ´д`ヽo)

☆一覧っていうのがようわからん (´・3・`)

そうやねん、命日って言うより第二の誕生日って言う方がええやん?
死んだからって離れ離れになった感があんまりないから、それなら祝っちゃえって考えると何か楽しいねん。
百詩もあっちで楽しんでるみたいやから夢にも出て来んし。
確かにその方がはるパパも嬉しいわ。あれやこれや心配せんでええしな。

喪失感って数が多ければマシなんてことは決してなくて、単純に倍々になるだけ。
「1匹死んでもまだ4匹(当時)おるからマシやろ」なんて散歩で言われることも多かったけどな。
ついつい5匹分のおやつを用意したりね。それが喪失感っていうもんなんかな。

ヒッチャカメッチャカさははるパパも同じ。
休日なんか寝たいときに寝て、起きたいときに起きるんやからリズムもへったくれもなかったと思うわ。
そんなときでもごはんや散歩は最低限やっとったから、文句は言わせへんかったけどな。
そんなことも出来んようになるのは確かに喪失感なんて言葉では表現できんけど、そんなことも含めての犬との暮らしだと思う。

百詩はじめ、旅立った4匹は今でもはるパパの愛犬に変わりなく、身体がなくなっただけでこれからもずっと心の中にい続けてくれたら、と思う。

友達わんこの訃報にはかける言葉がなかなか見つからんね。
それぞれに考え方や思うことが違うから、変なこと言えんし。
それでも亡くなったこのことを知ってくれていて、少しでも悲しんでくれるということは言い方は変だけど、嬉しいものだと思う。
日にちが経つということは本当にいろんなものを癒して飲みこんでくれるね。

百詩が特別と言うのはちょっと語弊があるかも。
ただ、一緒に過ごした年月が長いというのと、はるパパ一人での初わんこだというのはやっぱり“特別”なんかな?
晴真はアレは確かに“特別”やわ。

イベリコさん、いつもありがと ブー ( ̄(oo) ̄) =3

  • 2015/09/09 (Wed) 00:09

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